香川で自分らしい仕事を見つける

移住には欠かせない、仕事のこと。就職支援を利用しながら、自分らしく働ける職場を探しましょう。

有効求人倍率が全国上位

香川にはシェア世界一や、日本一の企業が数多くあります。かつての「塩づくり」に源流や関わりをもつ化学メーカー、地域の歴史に深く関わる手袋産業、瀬戸内海に面する穏やかな自然環境を活かした造船関連企業など……。多種多彩な仕事があなたを待っています。

※ 「100の指標から見た香川(平成31年版)」より

※ 「100の指標から見た香川(平成31年版)」より

お仕事探しなら
「ワークサポートかがわ」へ!

「ワークサポートかがわ」は、香川県が運営する「ハローワーク」です。正社員の求人サイト『jobナビかがわ』を通じて専門コーディネーターがマッチングを行い、お一人おひとりに合った就職先をご紹介しています。
『jobナビかがわ』に登録している企業は1,600社以上。専門コーディネーターが電話やメールなどでお話を伺い、求人のご提案からマッチングまでの就職サポートをさせていただきます。まずはご登録ください。
また、正社員以外のパートアルバイトの求人については、ハローワークインターネットサービスで検索できます。

ワークサポートかがわ(香川県就職・移住支援センター)

電話番号
087-802-4700
所在地
香川県高松市サンポート2-1 マリタイムプラザ高松2階
アクセス
JR高松駅から徒歩2分 琴電高松築港駅から徒歩3分
業務時間
8:30〜17:15
休日
土・日曜、祝日、年末年始

jobナビかがわ

URL
https://www.jobnavikagawa.jp/

ハローワークインターネットサービス

URL
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/

東京・大阪でも
直接相談できる!

  • 香川県東京人材Uターンコーナー

    電話番号 03-5212-9100
    所在地 東京都千代田区平河町2-6-3 都道府県会館9階香川県東京事務所内
    アクセス 地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線永田町駅から徒歩1分
    業務時間 9:15~17:45
    休日 土・日曜、祝日、年末年始
  • 香川県大阪人材Uターンコーナー

    電話番号 06-6281-1661
    所在地 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-18-24 クロスシティ心斎橋4階香川県大阪事務所内
    アクセス 地下鉄御堂筋線心斎橋駅から徒歩5 分
    業務時間 8:30〜17:15
    休日 土・日曜、祝日、年末年始

理想の物件で起業・開業を叶えよう

雑貨屋、飲食店など、移住を機に起業・開業を考えている人も多いのでは? 事前に知っておくと役立つ支援制度をご紹介します。

  • 最高300万円の補助金を支給

    「起業等スタートアップ支援補助金(地域課題解決型)」では、必要な条件を満たし、事業が採択されれば、初期投資に必要な経費の一部として最高200万円の補助が受けられます。なお、東京23区からの移住(連続5年以上の居住または通勤)であれば、最高100万円の移住支援金を合わせ、最高300万円の補助を受けられる可能性もあります。

  • 専門家に相談できる

    かがわ産業支援財団では、創業に関する相談窓口を設けて経験豊富な専門家が対応するとともに、ビジネスプランの策定などを支援する「かがわ創業塾」を開講しています。起業などを検討する際には、ぜひ財団にご相談ください。

    公益財団法人かがわ産業支援財団
    企業振興部 企業支援課

    電話番号087-840-0391
    URL http://www.kagawa-isf.jp/sien/
  • 『かがわ住まいネット』で物件を探す

    『かがわ住まいネット』では、移住希望者に向けて住まいの情報提供を行っています。物件によっては市町が県と連携して実施する「空き家改修等補助金(最高150万円)」をもらえることもあります。

  • 東京・大阪より賃貸住宅の家賃が安い!

    民間賃貸住宅の1か月ごとの平均賃料(3.3㎡あたり)では、東京は8,566円、大阪は5,907円ですが、香川は4,040円と、安く借りることができます。住居はもちろん、事務所探しのハードルも下がります。

    ※ 総務省統計局「平成30年小売物価統計調査」

  • 預貯金残高が全国3位!

    堅実な県民性と、賃料やエンゲル係数の低さから、全国でもトップレベルの預貯金残高を誇る香川県。夢や目標に向かって資金を貯めやすい環境です。

    ※ 「100の指標から見た香川(平成31年版)」より

香川は農業を始めやすい環境

温暖な気候によって、多彩な農産物が育つ香川。農業へ新規参入する人も毎年いますが、始めるには準備や心構えが必要です。いまの状況や支援制度をチェックしてみましょう。

  • 新規就農者も安心してチャレンジできる

    平成30年度の新規就農者138名のうち、県外者は37名、女性は20名と、県外からの新規参入者や女性の農業者は10年前と比べ増加傾向にあります。簡単に始められるわけではありませんが、比較的農業に従事しやすい環境です。

    ※ 「かがわ就農・就業マニュアル(ハンドブック)」より

  • 野菜と畜産が伸びている

    1960年は、農業・畜産を合わせた売上が247億円。うち野菜の出荷率は6.9%、畜産は15.8%でしたが、2017年は野菜29.9%、畜産41.3%とそれぞれ約25%伸びています。まだまだ成長の可能性がある業界といえるでしょう。

    ※ 中国四国農政局「平成29〜30年四国農林水産統計年報」より

  • 講座や農業体験でイメージを固める

    農業を始めるには、しっかり目標を持つことが大切です。まずは「香川県新規就農相談センター」で情報収集を。さらに「農業インターンシップ」や「就農基礎講座」を受けることで、就農へのイメージや目標が固まりやすくなります。

  • 就農を助ける支援制度も!

    県では新規就農者に対して、各種支援制度を用意しています。審査が必要ですが、「新規就農者サポート事業(新規就農者の経営発展支援事業)」では、農業用機械・施設の整備に必要な経費の1/3を助成しています。また、就農直後の経営確立を支援する資金として1年に最高150万円を交付する「農業次世代人材投資資金」という制度も。いずれも利用者には、必要な条件を満たすことと、就農に関する覚悟が求められます。相談窓口を訪れたりウェブで調べたりして、事前に情報を集めておきましょう。

移住者インタビュー

ビールがつなぐ、
島の人との絆

中田 雅也さん

大阪府出身。二〇一四年に小豆島へ移住し、小豆島町坂手に地ビール醸造所「まめまめびーる」をオープン。二〇一七年からは、島の人の協力を得ながら一〇〇パーセント小豆島産のクラフトビールづくりに取り組んでいる。

「おもろいおっちゃん」を目指し、
チャレンジを続けたい

 ぼくは生粋のビール好き。大阪で会社員として働いていた頃は、休みのたびにご当地ビールを飲むため、全国津々浦々へ足を運んでいました。数年後、「自分でビールをつくりたい。ブルワリーを開きたい」と考えたんです。
 小豆島は、友人からおすすめされました。最初は「小豆島って何県?」というレベルでしたが、実際訪れてみると山も海もある。ぼくは海水浴場の砂浜でBBQしながら飲むビールが世界で一番美味しいと思っているので、まさに理想のロケーションでした。
 正直、最初は本当に商売が成り立つか不安でいっぱいでした。でも、何回もシミュレーションを重ね、満を持して開業。一年目の売上は芳しくありませんでしたが、二年目は軌道に乗りました。三年目からは、島内のいろんなホテルやレストランがビールを取り扱ってくれるようになり、経営も安定していきました。
 島の人は、若い人たちのチャレンジをすごく応援してくれています。「ここで事業やっている以上、潰すわけにはいかん!」と、アドバイスをいただくこともありますよ(笑)。ぼくからも、地元の人と積極的に関わるようにしています。消防団に入ったり、不定期で開催される草刈り活動に参加したり。近所の人が気軽に一杯飲んでいける場をつくりたくて、十七時以降は屋台も開いています。
 いまは、小豆島の素材を利用した一〇〇パーセント小豆島産ビールづくりにチャレンジしています。農家の方々と協力して、麦やホップの栽培も行っているところです。ほかにもいろいろやりたいことはあるけれど、お店が忙しすぎてなかなか手が回らなくて……。でも、将来はぼくも島の人みたいな、若い人を応援する「おもろいおっちゃん」になりたい。島を盛り上げるために、いろいろチャレンジしていきたいです。

「おもろいおっちゃん」を目指し、
チャレンジを続けたい

 ぼくは生粋のビール好き。大阪で会社員として働いていた頃は、休みのたびにご当地ビールを飲むため、全国津々浦々へ足を運んでいました。数年後、「自分でビールをつくりたい。ブルワリーを開きたい」と考えたんです。
 小豆島は、友人からおすすめされました。最初は「小豆島って何県?」というレベルでしたが、実際訪れてみると山も海もある。ぼくは海水浴場の砂浜でBBQしながら飲むビールが世界で一番美味しいと思っているので、まさに理想のロケーションでした。

 正直、最初は本当に商売が成り立つか不安でいっぱいでした。でも、何回もシミュレーションを重ね、満を持して開業。一年目の売上は芳しくありませんでしたが、二年目は軌道に乗りました。三年目からは、島内のいろんなホテルやレストランがビールを取り扱ってくれるようになり、経営も安定していきました。
 島の人は、若い人たちのチャレンジをすごく応援してくれています。「ここで事業やっている以上、潰すわけにはいかん!」と、アドバイスをいただくこともありますよ(笑)。ぼくからも、地元の人と積極的に関わるようにしています。消防団に入ったり、不定期で開催される草刈り活動に参加したり。近所の人が気軽に一杯飲んでいける場をつくりたくて、十七時以降は屋台も開いています。

 いまは、小豆島の素材を利用した一〇〇パーセント小豆島産ビールづくりにチャレンジしています。農家の方々と協力して、麦やホップの栽培も行っているところです。ほかにもいろいろやりたいことはあるけれど、お店が忙しすぎてなかなか手が回らなくて……。でも、将来はぼくも島の人みたいな、若い人を応援する「おもろいおっちゃん」になりたい。島を盛り上げるために、いろいろチャレンジしていきたいです。

島で見つけた、
自分の居場所と目標

上杉 新さん

埼玉県出身。地方の暮らしに憧れ、高松市の女木(めぎ)島に移り住む。島での害獣被害を目の当たりにし、捕獲後処分されていた野生動物の皮を活用した製品をつくるプロジェクト「ミン グッド」を立ち上げる。その後、小豆島へ移住してギャラリーショップ「うすけはれ」をオープン。

元素麺工場を改修したお店が、
地元の憩いの場に

 東京都内に勤めていましたが、地方の暮らしを知りたいという思いで転職し、二〇一四年に高松へ移住。二〇一五年に女木島へ移り住みました。島ではシカやイノシシに農作物を食べられてしまうという害獣被害が問題になっていて。ただ、島の人たちにとっては害獣ですが、日々暮らすなかで、ぼくはそれ以外の面もあるように考えました。
 そこで、廃棄されていた動物の皮を使ってものづくりをするようになりました。同じ頃に小豆島出身の妻と出会い、小豆島の豊かな自然に惹かれて移住。作家がつくった雑貨などを販売するギャラリーショップを山のなかで始めました。
 お店は、島の人に紹介してもらった元素麺工場をリノベーションしています。素麺づくりに使われる道具などがそのままだったので、それらを活かしてお店の展示什器を製作しました。店にはカフェも併設していて、旅行者だけでなく、島の人の憩いの場にもなっています。「自然のなかでゆっくり過ごすこと」がお店のコンセプトの一つなので、嬉しいですね。
 小豆島は、ひととおりの生活用品がそろうし、飲んだり、遊んだりする場所もあるので、自分の好きな暮らしができています。数か月に一度、島の外にでて美味しいご飯を食べたりお酒を飲んだりして、朝のフェリーで帰って来ることもあります。都会にいるといろんな刺激に慣れてしまいますが、島にいると一つひとつが特別な体験になる。「たまの楽しみ」を大切にできるようになりました。
 今後は、島にある古い木造家屋を利用し、その空間の良さを伝えていけるような場所を生み出したいと考えています。もともと、自然や木、金属や革などが時を経て変化していく様子を見るのはとても好きで。古い家屋も、そこに関わった人やモノの蓄積により、美しい空間をつくっています。それを、多くの人に体験してもらえる場所がつくれると嬉しいですね。
 モノに対する関わり方が、時を経て、少しずつモノに現れてくること。その嬉しさや喜びを日々大切にしながら、これからも暮らしていきたいです。

「元素麺工場を改修したお店が、
地元の憩いの場に

 東京都内に勤めていましたが、地方の暮らしを知りたいという思いで転職し、二〇一四年に高松へ移住。二〇一五年に女木島へ移り住みました。島ではシカやイノシシに農作物を食べられてしまうという害獣被害が問題になっていて。ただ、島の人たちにとっては害獣ですが、日々暮らすなかで、ぼくはそれ以外の面もあるように考えました。
 そこで、廃棄されていた動物の皮を使ってものづくりをするようになりました。

 同じ頃に小豆島出身の妻と出会い、小豆島の豊かな自然に惹かれて移住。作家がつくった雑貨などを販売するギャラリーショップを山のなかで始めました。
 お店は、島の人に紹介してもらった元素麺工場をリノベーションしています。素麺づくりに使われる道具などがそのままだったので、それらを活かしてお店の展示什器を製作しました。店にはカフェも併設していて、旅行者だけでなく、島の人の憩いの場にもなっています。「自然のなかでゆっくり過ごすこと」がお店のコンセプトの一つなので、嬉しいですね。
 小豆島は、ひととおりの生活用品がそろうし、飲んだり、遊んだりする場所もあるので、自分の好きな暮らしができています。数か月に一度、島の外にでて美味しいご飯を食べたりお酒を飲んだりして、朝のフェリーで帰って来ることもあります。

 都会にいるといろんな刺激に慣れてしまいますが、島にいると一つひとつが特別な体験になる。「たまの楽しみ」を大切にできるようになりました。
 今後は、島にある古い木造家屋を利用し、その空間の良さを伝えていけるような場所を生み出したいと考えています。もともと、自然や木、金属や革などが時を経て変化していく様子を見るのはとても好きで。古い家屋も、そこに関わった人やモノの蓄積により、美しい空間をつくっています。それを、多くの人に体験してもらえる場所がつくれると嬉しいですね。
 モノに対する関わり方が、時を経て、少しずつモノに現れてくること。その嬉しさや喜びを日々大切にしながら、これからも暮らしていきたいです。

気になる香川のギモンに回答!

住まい探しはどうすれば? 家と仕事、どちらを先に決めるべき? 移住するうえで気になる疑問にお答えします。

  • Q.移住する場合、「住む場所」と「仕事」のどちらを優先して決めるべきですか?

    A.家を先に決めてしまうと、そこから通える範囲でしか仕事を探せなくなってしまいます。先の生活を考えると、まずは仕事から決めると良いでしょう。また、最長2年間の民間賃貸住宅の補助制度がありますので、まずはこの制度を活用して賃貸住宅で暮らしながら、じっくり持ち家を探すこともできます。
    なお、仕事に就いていないと、住居を借りる時に不利になる場合がありますので、注意してください。移住後に仕事を見つける場合、就職までに期間が空いてしまうこともあるので、充分な生活費(半年から1年分)を用意しておくと安心です。幼いお子さまがいる場合、移住前にその地域の保育所に空きがあるか事前に問い合わせておくと良いでしょう。

  • Q.移住先の住まいはどのように探せば良いでしょうか?

    A.ウェブで空き家情報を収集する場合は、『かがわ住まいネット』がおすすめです。また、『かがわ住まいネット』には、「住まいの総合相談窓口」を設けています。香川県の住宅事情やエリアごとの不動産事業者を知りたい場合は、香川県の委託を受けた不動産団体が窓口となっている「住まいのコンシェルジュ」へご相談ください。また、具体的な住まいの物件情報や希望に沿う住まいとのマッチングなどをご希望の場合は、各不動産事業者が窓口となっている「住まいの応援隊」に問い合わせてみても良いでしょう。

  • Q.「空き家バンク」を利用すれば、良い物件が見つかるのでしょうか?

    A.空き家バンクに登録されている物件は見た目も状態もさまざまなので、空き家バンクをこまめにチェックしていれば、良い物件に巡りあえるかもしれません。しかし、前住者の荷物が残っていたり、入居に伴い改築工事が必要だったりする物件もあるので、即入居できる物件ばかりではありません。
    なお、多くの市町では県と連携し、「空き家改修等補助金」を設けています。これを活用しながら、自分たちで必要な改修工事をしたり、不要な荷物を処分したりするなど、住みやすい家にしていくこともできます。

  • Q.やっぱり、実際に住んでみないとわからないことが多そう……。

    A.各移住相談窓口(「ワークサポートかがわ」「香川県東京・大阪人材Uターンコーナー」「ふるさと回帰支援センター(東京・有楽町の東京交通会館内)」)にいる、「移住・交流コーディネーター」が移住後の生活を想像できるようサポートします。お試し移住をしたい、先輩移住者の話を聞きたい、空き家を見学したいなど、香川での暮らしに興味がある人はご相談ください。体験者には、香川への引越費用が軽減されたり、レンタカーが割引になったりと、お得な特典もあります。

  • Q.香川での移動は何がおすすめですか?

    A.基本的に車移動が便利です。コンパクトな県なので、高速道路を使えば1時間ほどで横断が可能。そのほか、JR四国、高松琴平電気鉄道(ことでん)などの鉄道、路線バスなど、車以外の交通手段もあります。