移住体験談

東京から香川へ。海辺の町で第2の人生

中村和良さん:三豊市在住・2011年移住・60代~

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香川県三豊市出身。東京の大手百貨店のアパレルのバイヤーとして活躍。
2011年、故郷の香川県に戻った。

東京から香川へ。海辺の町で第2の人生

 18歳で東京に出ました。百貨店でアパレルのバイヤーをしてまして、海外を飛び回っていました。仕事三昧の日々でしたね。香川に帰りたいと思ったのは50歳を過ぎた頃からです。妻は生まれも育ちも東京で、なじんだ場所を離れて香川に来るので、「海の近くに住みたい」という妻の希望を一番に叶えてあげたいと思いました。運よく条件にぴったりのこの場所に巡り合えて、家を建てました。妻は毎日、海のそばの散歩を楽しんでいます。香川での暮らしを始めるにあたって、ファッションや買い物とか、都会のものを求めるのではなく、チャンネルを完全に切り替えて田舎暮らしを新しい生活として楽しもうと妻と話しました。香川に戻ってからは、夫婦でうどん屋巡りをしたり、温泉、映画、落語やミュージアムなんかによく出かけます。スローライフといってもやりたいことがたくさんあって時間をもてあますという感覚はないですね。

KAKIGOORI CAFÉひむろ

 2014年の夏、仁尾町の父母ヶ浜海岸のすぐ近くにカキ氷専門店「KAKIGOORI CAFÉひむろ」をオープンしました。海がすごく綺麗に見えるところなんですよ。こんなに綺麗なのに、ここで何もしないのはもったいない、この景色を活かして何かできないかというところから始まりました。県内初のカキ氷専門店です。私は新しいことをするのが好きなので、香川に今までなかったもの、都会的なものを作りたかったんです。店をオープンする前は「かき氷で650円は高い」と言われましたが、オープンしてみると、1日に500人を超える日もあるくらいです。地元の三豊のフルーツを使ったメニューは人気ですね。県外から食べに来てくれる人もいますよ。

歴史ある仁尾町のすばらしさを伝える

 この場所を選んだ理由のひとつに仁尾町が歴史ある町だということもあります。江戸時代から栄えた仁尾町は当時の名残で風情ある町並みが残っています。神社仏閣もこの町の規模にしては驚くほど多いんです。知れば知るほどおもしろいですね。伝統文化という点でも仁尾の八朔まつりや龍まつりは有名ですよね。日本全国に自慢できる珍しいお祭りだと思います。せっかくこういういいものが残っているので、もっと知ってもらいたいし、ぜひ外から人に来てほしいと思っています。仁尾町のいいところをもっと知ってもらいたいと、有志で「まちづくり推進隊仁尾」という活動をしています。「仁尾のええもん~食べるとこ編、うまいもん編~」などの紹介冊子を作ったり、地域のさまざまな活動に関わっています。仁尾港の沖に蔦島という無人島があります。とても綺麗でいい島なんですよ。私が小さい頃は観光に訪れる人でとても賑わっていました。今では昔に比べると渡る人も少なくなっています。それがすごく残念で、もっとみんなが蔦島に渡ってくれたらという思いで、「まちづくり推進隊仁尾」のみんなで島のベンチや鳥居を直しました。仁尾町のいいところ、もっともっとたくさんの人に知ってもらいたいですね。

移住をお考えの方へ

 三豊市は最近、荘内半島のあたりを中心に移住者が増えているようです。三豊市は空き家バンクの登録物件も豊富ですし、仕事もあるようです。私にできることはサポートしていきたいと思っています。若い人にどんどん来て欲しいですね。


(2015年11月取材)

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