移住体験談

子育て環境を最優先に、東京から香川へ

福田 茜さん:高松市在住・2014年移住・30代

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福田茜さん ▲福田茜さん

1983年神奈川県横浜市生まれ。大学卒業後、東京の印刷会社でアートディレクターとしてキャリアを積み、2013年に結婚。2014年に第1子の出産を機に家族で高松市仏生山町に移住。

仏生山町の住みやすさ、夫の家族が太鼓判

 実家は神奈川県横浜市。学生時代から東京で暮らし、就職後も都心の会社に勤めていました。やがて子どもが生まれ、夫婦で子育てについて話し合ったとき、一致したのが「広い家と、自然に囲まれた環境で子育てがしたい」ということ。最初に移住を言い出したのは夫です。夫は徳島県で生まれました。その夫の家族が20年近く香川県の高松市の仏生山町に暮らして「住みやすい」というので、引っ越しを決めました。

 とはいえ、私としては住み慣れた東京を離れることに戸惑いはありました。新卒で東京の印刷会社に入社して以来、ずっとデザインの仕事を続けてきましたから。同僚にも恵まれていたので、このまま退社していいのか、と悩みました。実家がある神奈川県から離れるし、古くからの友人とも会う機会が減ってしまう。そんな寂しい気持ちがある一方で、初めての地方暮らしに憧れもありました。高松市は以前に来たことがあり、まちの魅力についてはある程度知っていました。

産直市場の新鮮野菜や、暮らしやすさに感動

公園のブランコで息子さんと  東京では都心に出るまでが大変。子どもを連れて電車などで移動するのは、とても時間がかかります。でも高松市はとてもコンパクトで便利。田んぼや自然が残る住宅地から市の中心部までは、電車や車で20分程度しか、かかりません。子ども連れの移動が全然負担に感じなくなりました。
 自宅周辺の移動は、ほとんどが自転車です。子どもを乗せて田んぼ道を走るのはとても気持ちがいい。東京や神奈川では得られない環境だと思います。

 高松に来て、産直市場には感動しました。地元産の新鮮でおいしい野菜が安く手に入るのは主婦にはとってもありがたいこと。近所の人からも時々、家庭菜園でとれた野菜をおすそわけしてもらいます。料理好きの私にとってうれしい限りです。いま問題になっている保育所の待機児童問題も、高松は恵まれているのかなと思います。息子は希望を出してすぐには入れなかったのですが、1歳3ヶ月のころに保育園に空きが出たため、比較的スムーズに入所できました。

キャリアを生かして、デザインの仕事を再開

 仕事は夫が経営するweb制作会社に私も参加する形で、夫婦一緒に仕事をしています。夫は東京のクライアントから仕事をいただくことが多いので、東京と香川を頻繁に行き来します。自宅から高松空港までは車で20〜30分程度なのでとても便利です。私のほうは、地元の仏生山町で知り合った方の紹介で、グラフィックデザインの経験を生かした仕事をさせていただいています。人数限定の地域のプロジェクトにも参加できるなど、東京だったらなかなか難しい仕事のチャンスも巡ってきて、つくづくラッキーだなと感じています。

 仏生山町は昔ながらの町並みが残る落ち着いたエリアです。ここには私たちのほかにも移住者の方がいて、積極的にまちづくりに参加するなど暮らしと仕事の両方を楽しんでおり、とても面白い地域だと思います。仏生山公園や法然寺といった景色のよいスポットもありますし、徒歩圏内に源泉掛け流しの「仏生山温泉」や、個性的なカフェやお店が点在していて、いつも何かしら新しい発見があります。今は第2子が生まれたばかりなので子育て中心ですが、これからもこの仏生山町で多くの人たちと出会い、交流してゆきたいと思います。

(2016年3月取材)

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