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移住体験談

日常と非日常のバランスを楽しむ「うすけはれ」オーナー上杉さん

上杉 新:小豆島町在住・2013年移住・30代

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移住前の生活・移住のきっかけ

私は埼玉県の出身で、東京で働いていました。都会で過ごしていたせいか、田舎暮らしに興味がありました。転機が訪れたのは28歳の時です。知人が香川県で働いていて、久しぶりに連絡したときに、楽しそうな様子が印象的で。私はそれまで香川県には来たことがなかったんですが、当時の職業に近い、広報の仕事を香川に見つけて、早速面接に来ました。それが香川県へのはじめての訪問でした。採用が決まり、最初は1年ほど高松市に住んでいたのですが、自分の思い描いていた田舎暮らしとはちょっと違うなと思い、高松港からフェリーで20分の女木島に移住したんです。

女木島での生活

女木島のお店は夕方には閉まってしまうので、高松で仕事をして帰る頃には、どこも開いてなくて(笑)。ちょっと不便を感じることはありました。でもゆったり流れる島の時間は大好きでした。休みの日など地域の方と話をするのも楽しみでした。その中でイノシシや鹿に畑の作物を食べられたり、荒らされたりして大変だという話題がでてきて。自然豊かな中で自然と共存して暮らす皆さんの中に、自然界で生きる鳥獣に対して負の感情があるのが自分の中に違和感として残りました。それから鳥獣と共存できないものかと考え始めました。イノシシや鹿は処分するべき害獣というだけでなく、人が「嬉しさ」のようなものを受け取り、いい意味でつながることができないか。そこで浮かんだのがイノシシや鹿の皮を使った革製品だったんです。

一目で気に入った今の場所「うすけ」

仕事の傍ら、イノシシの解体を手伝わせてもらったりするうちにちょっとずつ仕事と革製品作りの比重が、自分の中で逆になってきて、仕事を辞める決意をしました。その頃には妻と自分たちでお店をやりたいねと話していたので、お店兼住宅をいろんな場所で探していました。ちょうど小豆島の中山に空きそうな物件がある、とイノシシの解体を通じて知り合った方に教えていただいて、今の場所にたどり着きました。もともとそうめん工場だった建物なんですけど、一目で気に入りました。店名の「うすけ」ももともとのそうめん工場の屋号で、地元の方がそう呼んでいたそうです。地域の方にもなじみのある名前で地元に根付いていきたいと考え、「宇助(うすけ)」に、日常の「ケ」、非日常の「ハレ」を足して「うすけはれ」とつけました。

今の生活

小豆島は海も山も街も多様性に富んでいます。東京の海は倦怠的でしたが、ここで見る海はとてもさわやかで、穏やかで、いろんな表情を見せてくれて深いです。また、生活基盤施設は整っていて、島の中で生活に困ることもありませんし、すごく気に入っています。時々商品の仕入れに県外に出たり、家族で島外に出たりすることもあり、日常と非日常のバランスを楽しんでいます。地域の方もお店に来てくれて、以前からの呼び名「うすけ」とかわいがってもらっています。私自身も地元の方に馴染みたいと思い、地元の消防団に入ったり、農村歌舞伎に関わらせてもらったり、楽しく過ごしています。今は地域で前向きに取り組んでいる人とのつながりがたくさんできて刺激もたくさんもらっています。

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