移住体験談

好きなものに囲まれて過ごしたい 深井さんご夫妻

深井 志郎さん・夏子さん:三豊市在住・2017年移住・50代

  • Iターン
  • 起業

海のない県から海のある街に憧れて

私達は2人とも岐阜県で生まれ育ちました。子どもの頃は長良川で遊んでいましたね。自然がとても豊かなところでした。同級生だった私達は結婚して長い間地元に住んでいましたが、いつの頃からか私は瀬戸内の海に憧れて、夫の耳元で「瀬戸内の海を見ながら過ごしたい。」と何度も囁いていました。行ったこともないのに(笑)。そんなある時、名古屋で行われた移住セミナーに三豊市が出展されていて、そこで見せていただいた写真集に魅了され、「実際にその場所に行きたい!」と思い、下見が始まりました。瀬戸内と言っても広島、岡山、愛媛、とあちこちを見比べました。その中で私達の想像する瀬戸内の海にピッタリだったのが、三豊市の荘内半島でした。ほかの瀬戸内は工場地帯や、一度栄えて衰退している感じがさみしくて…。その面から見ても三豊市はそう言ったマイナスイメージのものはなく本当に美しい地域でした。

出会い

住まいの場所は重要でしたが、一番のきっかけは出会いだったかもしれません。名古屋の移住セミナーで出会った方のご実家が荘内半島にあったこともあり、その方のご実家の離れを改装して貸していただく事になり、1年半ほど箱で過ごしました。その出会いがなければ移住にまで踏み切れていなかったかもしれません。荘内半島での生活は、それはそれは想像していたとおりの心豊かな生活でした。景色は本当にきれいだし、在宅ワークだったので、息抜きに外をのぞいて、波の音を聞きながら過ごしていました。潮の満ち引きを眺めながら、また潮が引いたら貝殻を探しに行くなど、自然とともに過ごしていました。その間にもたくさんの方との出会いがあり、今もとてもよくしていただいています。

ゲストハウス「咄々々」開業に向けて

海の近くでの生活は本当に素敵だったんですが、2018年の西日本豪雨をきっかけに、災害に対する備えについても考えるようになりました。元々、私達は「ゲストハウスを運営したいね」と物件を探していたんです。西日本豪雨が起こるまでは、海沿いの物件ばかりを見ていたんですが、範囲を少し広げて、三豊市全体で探すようになりました。そうして出会ったのが現在の豊中町の物件です。天井が高く、広々とした感じが、おもしろいなと思いました。海からは少し離れましたが、海まで車で10分ほどで、気が向けばすぐに行けます。
ここを新たな拠点にすべく物件を購入してから、夫婦でのリフォームの作業が始まりました。

たくさんの想いを詰め込んで

夫が家具職人だったこともあり、自分たちで床をはがして、壁を塗ってと、半年ほど時間をかけて作業をしてゲストハウスが完成しました。今後のゲストハウスの運営でも、自分たちでできる範囲のことを丁寧にやっていきたいと思っています。絵を飾ったり、季節の花を生けたり、お客様の食べたいものを聞いて地元の食材で提供したり。私達自身も好きなものに囲まれて心豊かな穏やかな時間を過ごしていきたいと思います。

pageTop

香川県 政策部 地域活力推進課
〒760-8570 香川県高松市番町4-1-10
Tel:087-832-3125