SNSで話題の絶景が暮らしの中に身近にあるまち

　香川県の西部にある三豊市は､北は瀬戸内海、南は徳島県に接しており、中央部には三豊平野が広がる、海・山・田園地帯を有する地域にあります。面積は県内で2番目に大きく、約２２３平方キロ。そこに約5万9千人がゆったりと暮らしています。平成１８年に高瀬町・山本町・三野町・豊中町・詫間町・仁尾町・財田町の７町が合併して誕生しました。
　近年では、日本のウユニ塩湖と呼ばれる「父母ケ浜」や桜の名所「紫雲出山」の絶景がSNSを通じて注目を集め、遠方からも観光客が訪れるようになっています。こうした豊かな自然が当たり前にあり、四季折々の風景を感じることができる魅力度の高い地域です。

　加えて、野菜や果物などの食材に恵まれた土地でもあります。農産物の生産高は四国1位を誇り、スーパーや産直市で旬の野菜や果物を簡単に手に入れることができます。特産物である仁尾の「曽保みかん」、高瀬茶、高級ぶどうのシャインマスカットもおすすめです。
　また、地域に根付くお祭りには特徴的なものが多くあります。毎年8月の2日間だけ橋を渡ることができる「津嶋神社夏季大祭」や、藁で作った雨乞い竜に一斉に水を浴びせる「仁尾竜祭り」（8月）、地元の偉人・大久保諶之丞を称えた「諶之丞まつり」（4月）には、地域内外から人が集まり、大いに賑わいます。その他の恒例イベントには、生里百々手祭り（3月）、どぶろく祭り（10月）、大坊市（10月）などがあります。

　市の定住支援の取り組みについては、ポータルサイト「みとよ暮らし手帳」で紹介しています。このサイトでは、空き家バンクの物件情報も掲載しており、常時約90件から探すことができます。
加えて、移住定住の後押しとなるように補助金のメニューも充実。若者世代の住宅取得補助や、空き家バンクリフォーム補助、各種家賃補助を実施しています。
子育て支援の面では、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援をめざして、「子育て世代包括支援センター」を開設し、相談に応じています。また、15歳までは医療費が無料であるほか、3歳まで使える子育て応援サービス券（3万円相当）の支給なども行っています。